カッツェ・エクスプロージョン

「あれ?今回は"フェンリルの脳みそは5mg"じゃなかったっけ?」とかそういう突っ込みはいらない。忘れようね。え?予告を守れ?・・・エゴだよそれは!

 

とりあえず早朝。

「おや、私宛に小包が届いていますね・・何でしょうか」

 

「素晴らしい中華包丁ですね!」

 

「これは・・ここにセットするとしましょう」

 

「プポーネ!こちらへいらっしゃい!」

「・・どうしたの?カッツェたん。耳なんか塞いで」

 

・・

・・・

・・・・

 

チッチッチッチ・・・・・・カチッ


B A A A A A A A A A A N!!!!

「ちょっとォォォ!!!何コレーッ!!!!」

「バーン!バーン!」

「バーン!じゃないよ!何なのホント・・・!アアーーー!

カッツェは火遊びを覚えた!

 

「ゲームは子供に良くないですからね。ッバーン!」

「そのバーン!って流行ってるの!?ていうか爆弾なんてどこで手に入れたの!?」

「お手紙と一緒に小包に入ってたんです」

誰から!?手紙にはなんて!?」

 

「マーヤさんからです。お手紙の内容はこうですよ。

ご懐妊おめでとう御座います。ささやかな物ですがお受け取り下さい。同居人の二人と私からのお祝いです。旦那様の去勢にどうか?とリーダーが言っていました。種付けも終わったようですし、いいタイミングですよね。ホジョは辛そうな顔をしていましたけど。

追伸:爆弾は私からのオマケです。

\ グッドラック!(笑) /

「何がグッドラック!(笑)だよ!イラッとする!あと去勢にどうか?って・・何が送られてきた訳!?」

「中華包丁ですけど」

「バカじゃないのあの人達!?ひどい!!」

 

 

「あーもう怖い!怖すぎる!もう火災報知器つける!コンロも耐火性つける!」

 

「んーと、妊婦が荒れている時は・・・と。ふんふん、そうすればいい訳ね。」

 

「環境をキレイに保ち、

 

・・やさしくマッサージね!」

 

 

「そして時にはロマンチックに星でも見・・「あ、赤ちゃんが出そうです!」

「エエッ!?」

 

「どうしようどうしよう!赤ちゃんが赤ちゃんが・・・

股からバーン!」

「馬鹿やってないで病院に連れて行って下さい。アホ」

 

「すいませーん!赤ちゃん出るー!出るー!!」

 

「出るの!」

「では分娩台へ」

「わかった!コレに乗ればいいの!?」

「貴方じゃないですよ馬鹿が!・・あの、私です」

 

 

 

10分後