お~い、水友なろーぜ~。お前水3な

昨晩の【お前の母ちゃんラマ】発言で猫様のご機嫌を損ねたフェンリル。とりあえず朝ごはんを作ってもらうためご機嫌取り

「あのぅ・・ごはんを作ってもらえないでしょうか・・?新曲歌いますんで・・」

「朝から怪ソングなど聴きたくありません。朝食でしたらカウンターに準備してありますよ。さっさと食べて仕事に行きなさい」

「あ、ありがとうございます・・」

 

 

 

「あのー・・・」

「犯堕♥ゆりかごはたのしいですか?」

「あのー・・・これ・・・ 猫のカリカリではないでしょうか・・・?」

やられた。やはり怒りは治まってなどいなかったのだ!

犯堕♥今日のごはんは特上ミルクですよ」

「あ・・わかりました・・食べますね・・」

いつの世も夫は虐げられる運命にあるのだ・・・


「ブヮーカ!!いいもんね!お昼はブンブンにパスタ作ってもらうもんね!」

 

 

 

「・・さて、掲示板でお知らせするとしますかね」

 

「カリカリでお願いしますね。・・と、これでいいですね」

最近仲間内で始めた連絡ツールを上手に使うカッツェ。もちろんこのメッセージはブンブン宛てだ。

 

 

その頃のフェンリル

「また呼んでくれてありがとうそして迷惑です」

「昨日はいい夢見れたんだ♥今日も甘い歌をお願い」

「もういいかな?ボクお昼食べなくちゃだから」


「あ!ホジョ?いま仕事終わったんだけどブンブンご飯用意してくれてる?」

「ああ、準備してるみてーだぜ?・・・俺は食いたかないけど」

「うっそ!じゃあいくね!楽しみ!」

「おう。じゃーな(笑)」

 

 

 

「はいコレ。ブンブンからのお土産」

「まぁ!わざわざ渡しに戻ってきてくれたんですね」

「これ持ってたら仕事にならないもん。・・・あとお昼がカリカリだった件について」

おや、そうだったのですか。

・・あ、そうそう。これ貴方にあげようとブンブンさんに私が頼んだものなのです」

「え!ほんとう!?あけてもいい!?」

「もちろんいいですよ。あちらで開けてらっしゃい」

「うん!」


「?なにこれ。一見パイみたいだけど・・まぁいいや。食べ

「ギャァァァァーーーー!!!」

「excellent!素晴らしい!!」

カッツェ、二回目の爆破成功!

 

「ちょっと強すぎましたね」

「強すぎましたね、じゃないよ。どうせブンブンと仕組んだんでしょ?」

「人聞きの悪い。前祝いですよ、オーディション成功の

 

 

「涙がでちゃう・・・だって・・オオカミだもん!!!!う・・ 

 

ウォォォーーーン!!!

「フフ、泣いていますね!いい気分です。早速喜びの声を届けなければいけませんね」

 


 

 

二時間後。オーディション会場

どうやら彼がオーナーらしい

「oh!こりゃワイルドなオオカミさんだ!君オーディション受けに来たんだね!?」

「そうだよ!!」

「いいねぇ~!気合が違う!目も血走ってていいカンジ!!」

「さっきまで泣いてたからね!!!」

「え?泣いてたの?」

 

そ、泣いてたの。でもね、泣いてる時に新曲が生まれたんだよ!!」

「それを今から聞かせてくれるわけだね!?」

「そう!だから心して聴いてね・・ボクの魂の叫びを!!」

「ピューと出るフェンリルで"生き地獄"、聴いて下さい。」

 

朝~シリアル代わりにカリカリ~猫の~

 

昼~やっぱりカリカリ~

 

夜~缶詰~~~~やっぱり猫缶だ~

 

猫とボマーは破裂しろ・・・センキュ!

 

「イエーイ!」

 

ジジイもノリノリ!フェンリルはオーディションに無事合格した。よかった!

 

 

 

 

そして夜。

コリキが店が暇だというので皆で集まることに

「どうでした?上手くいきましたか?

やはりあの爆破は二人の仕業だったのだ!

そりゃあもう。フフ、顔真っ黒にして泣いていましたよ」

 

「見事に釣られたな」

「知ってたならなんで電話くれないの?頭坊主にしてあげようか?」

 

「・・・」

 

「あ、リーダー!来てくれたんですね!」

いつもの存在感はどこへやら。空気と化していたリーダーに気付くコリキ

「気付くの遅いね!章ちゃんはすぐ気付いたよ。流石商売人よ」

うっさいわ!ていうか何でドラム叩いてるんですかね・・あんたべースでしょうが!」

「嫌がらせよ。」

「ムカつくわ!あ、リーダー!今いきますんで!」

 

 

 

「もう閉店ですよ」

「・・・」

「随分飲んだようですが大丈夫ですか?」

「うるせぇ・・」

「カッツェさんもフェンリルさんもお帰りになりましたし、僕も先に帰りますね。じゃあコリキさん、後は宜しくお願いしますね」

「・・!」

 

「今日はありがとうございます!お礼が遅くなってすみません!」

バカ共からようやく開放されたコリキがリーダーの所へやってきた

「・・・客に挨拶するのがあんたの仕事だからな」

「リーダーとはあんまりお話した事ないんで嬉しいです。はい!」

「・・今度から店が暇なときは掲示板にでも書いとけ。気が向けば来てやらん事もない」

「はい!ありがとうございます!いつでも待ってますんで!」

どうやらリーダーはコリキを気に入っているらしい

「おーい。帰んぞー」

 

 

 

「うるせえ!!わかってる!!!」

「ちょ!そんなに怒りなさんなって!・・わかったわかった、先帰るから!」

コリキとの癒しのひと時を邪魔されリーダー激怒!

「あ、リーダーさんなら大丈夫ですよ。僕家近いんで一緒にタクシー乗って帰りますから」

 

なんという優しさ!挨拶もせずに帰るどこぞの奴らとは大違いである。

 

 

/ 「カッツェたん!えっちさせて」「嫌です」 \

 

 

 

次回「アメーバピグってチョー面白いよね~」お楽しみに!(嘘)